アロマテラピーを化学で学ぶ

ローズマリー ベルベノン

Rosemary verbenone

■写真
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■生態
1mほどに生長し多年草の常緑低木で固く細長い葉を沢山つけ小さな青い花を咲かせます。

ローズマリー ベルベノン プロフィール

効 能
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  • 英名:Rosemary verbenone
  • 学名:Rosemarinus officinalis verbenone
  • 科名:シソ科 抽出部位:葉 花
  • 抽出方法:水蒸気蒸留法
  • 主要成分:α-ピネン、1,8-シネオール、酢酸ボルニル、カンフェン
  • 主な産地:フランス

精油の解説

ローズマリーの精油は大きく分けてcamphora(カンファー)、cineole(シネオール)、verbenone(ベルベノン)3種類のケモタイプがあります。

ケモタイプの学名の見方は【ローズマリーベルベノン】の場合、Rosemarinus officinalis verbenoneと記載します。

ローズマリーベルベノン・・・フランスが主産地でローズマリーの成分であるカンファー〔ケトン類〕が少なくベルベノン〔ケトン類〕の含有量が多いことから、香りの刺激が少なくローズマリーの中ではクリーンな香りが特徴です。

皮膚刺激も少ないので肌の作用に適していいます。

細胞再生作用があり優しくスキンケアやヘアケアに理想的です。

また粘液溶解作用があり、風邪の初期症状には胸に希釈したマッサージオイルやクリームが有効的です。神経疲労、落ち込みの回復に効果的です。

コラム

  • 地中海沿岸の原産でベルベノンの産地は主にコルシカです。
  • 形態、花の色などが違ってもすべてRosemarinus officinalisが基です。ヨーロッパでは古くから万能薬として用いられ、香料として広く利用されてきました。
  • 20世紀のはじめまでフランスの伝染病患者を収容する病院の中で消毒のためローズマリーが焚かれていたそうです。
  • ローズマリーの名前の由来は地中海沿岸が原産で海辺に生育し、小さな花がしずくのように見えることからラテン語の“Rosemarinus”「海のしずく」という意味が付けられました。
  • もう一つの名前の由来とされている伝説の物語があります。
  • 聖母マリアが迫害を受けて幼いキリストと共にエルサレムへ逃げる途中、遠い旅路を野宿の為に白い花のしげみに青いマントをかけて休んだ翌朝、それまで白かったローズマリーの花びらが青く変わったという伝説から「聖母マリアのバラ」(ローズ・オブ・マリア)と言われています。
  • 若返りの効果が良く知られている「ハンガリアンウォーター」は、若返りの象徴とされていたローズマリーを漬けた水で健康と若々しい美しさを取り戻したハンガリーの女王の逸話から誕生しました。

ローズマリーベルベノン フローラルウォーター

スキンケア

ヘア、頭皮にも良いので、ヘアトニックやシャンプーなどに。

すべてのスキンタイプにローションとして使用できます。

お肌の血行をよく活性させます。

肌質:全ての肌質、特に加齢肌、乾燥肌

メンタルエナジュティクス

さっぱりしているので、気分転換に。仕事や勉強が煮詰まった時に、ルームスプレーとして。

朝の目覚めのバスに、疲れた足をフットバスに。      

お勧め手作りグッズ

化粧水、乳液、ローション、トニック、シャンプー、コンディショナー

手作り石鹸、手作りクリームやジェル、クレイパックなど手作りする時の精製水の代わりに使用すると相乗効果が得られます。

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