アロマテラピーを化学で学ぶ

ラバンジン

Lavandin

■写真
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■生態
ラベンダーとスパイクラベンダーの交雑、交配により誕生しました。大型のもので高さ1m位が多く、成長も旺盛で丈夫です。

ラバンジン プロフィール

効 能
神経強壮作用
鎮痙作用
鎮痛作用
抗炎症作用
殺菌作用
  • 英名:Lavandin
  • 学名:Lavandula flagrans (Lavandula hybrida)
  • 科名:シソ科 抽出部位:葉 花
  • 抽出方法:水蒸気蒸留法
  • 主要成分:リナロール、酢酸リナリル、カンファー、1,8-シネオール
  • 主な産地:フランス

精油の解説

きりっとしたクリアなフローラル調の香りのラバンジンの精油は、心身をリフレッシュさせ神経系の強壮や筋肉のこわばり、関節部分の痛みに有効です。

ラベンダーと同じ用途で使用できますが、鎮静成分であるエステル類の酢酸リナリルが少ないため期待できません。

呼吸器系や循環器系にも効果があり、風邪の諸症状の緩和に役立ちます。

成分であるカンファーの含有量がラベンダーより多く真正ラベンダーの柔らかい香りよりもくっきりした鋭い香りです。

コラム

  • 原産はマダカスカルでレユニオンとモーリシャスの両島でも栽培されています。
  • この木はすべての部分が強い芳香を放っていて樹皮、葉、果実をフレーバーづけとして利用しています。
  • またマダカスカルでは先住者が古くから万能薬として用いられてきました。

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