サンダルウッド (白檀/ビャクダン)
Sandalwood
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- ■生態
- 発芽後約1年は自生しますが、その後は自分の根を他の気に入れて養分や水分を吸い取って育つ15mほどに成長する半寄生性の常緑樹です。
サンダルウッド プロフィール
効 能 | |
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抗うつ作用 | |
抗炎症作用 | |
細胞成長促進作用 | |
収れん作用 | |
利尿作用 |
- 英名:Sandalwood
- 学名:Santalum album
- 科名:ビャクダン科 抽出部位:木部心材
- 抽出方法:水蒸気蒸留法
- 主要成分:サンタロール、サンタレン、サンテノン
- 主な産地:インド、インドネシア、パラグアイ、ニューカレドニア
精油の解説
ウッディーであたたかく深みのあるサンダルウッドの精油は、60年ほど育った木の中心部分をチップ状に細かく砕いて抽出します。
温かく深みのある香りは神経の緊張や不安、ストレス状態をやわらげ、心と身体を芯からリラックスさせる働きがあります。
殺菌消毒作用が強いため泌尿器形・生殖系・呼吸器系の感染症や体の不調全般に良い作用をもたらします。
抗炎症作用があり、のどの炎症を緩和するため、声がれや咳にも役立ちます。
コラム
- サンダルウッドは別名で白檀とも言われます。
- 昔から私たちの生活にあった大事な樹木でした。
- ことわざで「栴檀は双葉より芳ばし」 ~白壇は発芽の時から香りを放つ、大成する人 物は、幼少期から人並み以上の能力を持つことのたとえ~
- と言われるくらい栴檀とは白檀の中でも、特に精油が多く含まれ香りが強い部分を指します。
- その香りの強い部分を香木にしたものを別名で「栴檀/せんだん」と呼ばれていますが、本来の栴檀は白檀とは別物です。
- 注:栴檀=ムクロジ目・センダン科の植物の一種
希少性
- サンダルウッドは伐採の影響で、現在では貴重な植物になってしまいました。
- その為、1本伐採したら1本植樹するように義務付けられ、インド政府では法律を作り、植物が絶えない様にしています。
- ヒンズー教などの宗教において、瞑想によって信仰心を高めたり葬儀で焚かれる習慣もあります。
- 日本では線香、扇子の素材としても知られています。
- 香りの黄金律としてサンダルウッドは伝えられ、メインに使用されています。